突然炎のごとく』はなるほど見事な映画だけど、そのみごとさがまさしく問題なの。できすぎで、そつなく、自信過剰。人間関係の豊かな感情的混沌が欠けている、底の浅いデカルト的習作にすぎない。「文句なく好きになれる映画には、文句のひとつもつけたくなるのよ」
いっとくけど『突然炎のごとく』は精緻にひねりだした独りよがりな男のたわごとよ。ヒロインはボール紙の切りぬきで、自分の肉体を共有した二人の男がどうしようもない腑ぬけだとわかって、突然川に車ごと突っこむ。ミスタートリュフォーはあの愚かな女が残りの人生をどのように生きてゆくべきか考えつかなかっただけの話よ。

「フリッカー」 - 2ペンスの希望

セオドア・ローザックの『フリッカー、あるいは映画の魔』を読んでいる。【1998年6月文藝春秋刊】ミステリファンや映画ファンの間ではつとに知られてきた小説、上下ニ段組、本文561ページの長編大作だ。本線の物語よりも、間に挟まれる映画と映画界に対するコメントが映画ファンの知的スノッブをかきたてる。あまり品はよろしくないが、例えば、こんな調子だ。

(via ginzuna)
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Akira, 1988

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「悪の反対は善、善の反対は悪じゃ。正義の反対は、別の“正義”あるいは“慈悲・寛容”なんじゃよ
 正義とは、人の従わねばならん道理を言う。正義を行うとなれば、道理を守らせることにもなる。
 それは必要なことじゃが、問題は道理が一つでないことじゃ。
 “殺すな・奪うな”までは殆どの思想で共通じゃが、その先はバラバラじゃ
 “男女は平等”かもしれんし、“女性は守るべきもの”かもしれん
 “どんな命令にも従う”が正義なら、“悪い命令に逆らう”のもまた正義。
 結局、みんな正しいんじゃよ。
 道理に関する限り、正しいことは一つとは限らないんじゃ
 じゃが、それでは困るから“法”がある。なにをしていかんかの約束じゃ。
 ……これも正しいとは限らんがね。
 じゃから、結局のところはその時々で何が正しいのかよく考える必要があるじゃろうな。
 結局のところ、みんなにとって最も良いことを探して選択するのが“善”なんじゃろう。
 じゃから、正義が善とは限らん。ともすれば、自分の信じる道理を他人に押し付けることになるからな」
「……よくわかりません」
「じゃあ、最初の質問に戻ろう。
 やらなきゃならんと思ったからやったんじゃろう?
 本当にそれが正しかったのか、最善のやり方だったのか、ときどき反省してみるんじゃな。
 いずれ、自分で納得できる時が来る」
「……はぁ。じゃあ、悪って何なんです?」
「一般的な定義から言うと、世の中のルールを破って他に迷惑をかける行為じゃな」
「でも、博士は“悪”なんですよね? どうしてわざわざそんなものをやってるんですか?」
「わははは、一般的と言ったじゃろ? ワシにとって、悪はロマンなんじゃよ。ロマン。わかるか? 
 ルールにとらわれないことじゃ!
 希望、生命力、突破点、新しいもの。幸せになりたいという欲望!
 昔は、“科学”も“自由”も“人権”も“平等”もみーんな“世の中の平和をみだす悪”じゃったんじゃよ」
「まさか!」
「なーに、ちょこっと歴史の本を読めばわかることじゃよ
 それじゃあな、少年! 若いうちは悩んでおけよ!」
 
 
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最近の映画は昔と違って単純な勧善懲悪ではないものばかりなので、
「正義っていったい何だろう?」と訳分からなくなることが多いが、
実は簡単。
こっそり教えてやるから、誰にも言うなよ。
みんなうすうす気づいていても誰も口にはしないが、
実は正義とは、感情的な「好き嫌い」のことだ。
「好きか嫌いか」
つまり個人の好みの問題。

好みは十人十色。
人の数だけ好みがある。
ゆえに正義も人の数だけ正義がある。

犬が好きな人は犬を大切にするのが正義だし、
イルカが好きな人はイルカを保護するのが正義。
シーシェパードは日本の漁民よりイルカが好き。
それだけのこと。

好みが食い違うと正義の主張も食い違う。
主張が衝突したときは争って勝った方が正義になる。
「正義が勝つ」のではなく「勝った方が正義」。

決着のつけ方は、多数決だったり、論争戦だったり、法廷だったり、
しまいには武力による戦争だったり、色々ある。
勝敗が決まったら、勝者を正義、敗者を悪と呼ぶ。

「1人殺せば殺人者100人殺せば英雄」という言葉もやはり勝つか負けるかが問題。
大量に人を殺しさえすれば、いつでも英雄になるわけではない。
最終的に負けてしまえば極悪人とされる。
ヒトラーだ。
大量虐殺をした結果、戦いに勝ったら正義になる。
アメリカだ。

というわけで、
何が正義かわからなくなった時は思い出すのじゃ。

 個人にとっての正義=好み
 社会にとっての正義=勝者

この単純明快で嫌らしい真実をさわやかに認めてしまえば
長い眠りから目覚めたように実にすっきりとすべてが説明できる。

でも人には言うなよ。
こっそりとだ。こっそりと覚えとけ。
世間は真実が嫌いだからな。

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昨日、MBSの「ちちんぷいぷい」で、角さんが
 何で、あんなパンダパンダ騒いでるの? 関西にはパンダたくさんいるやん
という趣旨のことを言ってたけど、
 単に上野からパンダが居なくなったのを補充したのが、中東情勢より大ニュース
なのが
 日本のマスコミ
らしい。
そうですか、
 神戸や白浜のパンダは「日本のパンダじゃない」
んですか、在京メディア。アホか。
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